まぜない。
"本当のこと"と"本音"はたぶん、違う。
大好きな相手に寄り添いたいと思って発した本音でも、同時にそれが自分の欲を満たしたいがためのエゴでもあることだってあり得るし、知らないうちに彼らを追い詰めたり、傷つけていることだってある。
本音によって、本当のことが霞んでしまったり、あるいはすり替えられてしまったりすることだってあることを、私は知っている。
そうならないように気をつけていても、私はいつも間違えてしまっているように思う。
立ち止まってみると、自分がこれまで何か途方もない、取り返しのつかないことをしてきたのではないかといつも思うのだ。
もっと純度の高い心でいつも大好きな、大切な誰かと向き合っていたい。
心はきっと高尚なものだから、扱うときはなるたけ"下心"と"不純物"は、まぜない。めも。